こんにちは!
一問一答.comのPaulです!
FP3級の勉強を頑張っている皆さん、毎日の学習お疲れ様です!
今回は、金融資産運用の中でも多くの受験生が「数式が多くて覚えられない…」「計算問題を見ただけで飛ばしたくなる…」と
頭を抱えて悩むマニアックな単元、「債券の利回り計算」を深掘りしていきます。
応募者利回りや最終利回りなど、似たような言葉と複雑に見える分数式が並ぶため、数学に苦手意識を持つ方は特に壁を感じやすい分野です。
しかし、実は根本的な「計算の考え方」さえ理解してしまえば、無理にすべての公式を丸暗記しなくてもスラスラ解けるようになる、とてもお得な得点源なのです。
この記事を読んで頭の中をスッキリ整理し、苦手意識を克服して本番での確実な1点に変えていきましょう!前向きに、一緒に頑張りましょうね!
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金融資産運用最大の壁?「債券の利回り計算」をマスターしよう

債券の利回り計算には、主に以下の4つの種類があります。
・応募者利回り(新規発行時に買い、満期の償還まで持っていた場合)
・最終利回り(すでに発行されているものを途中で買い、満期の償還まで持っていた場合)
・所有期間利回り(途中で買い、満期を待たずに途中で売却した場合)
・直接利回り(購入価格に対して、毎年いくらの利息をもらっているか)
テキストを見ると、どれも分母と分子に長い計算式が書かれていて圧倒されてしまいますよね。
しかし、直接利回り以外の3つ(応募者・最終・所有期間)の公式は、実はたったひとつの同じ考え方で成り立っています。
すべての基本は「1年あたりのもうけ ÷ 買った値段」
債券投資において得られる「もうけ(利益)」には、大きく分けて2つの種類があります。
1つ目は、債券を持っている間に毎年受け取ることができる利息、つまり「インカムゲイン(表面利率)」です。
2つ目は、買ったときの値段と手放すときの値段の差額で得られる利益、つまり「キャピタルゲイン(売買差益)」です。
「利回り」とは、「自分が投資したお金(買った値段)に対して、1年間でどれだけの割合のもうけが出たか」を表す数字です。
つまり、公式のベースとなる形は以下のようになります。
このベースさえ頭に入れておけば、あとは問題文に書かれている「いつ買って、いつ手放したか(いくらで買って、いくらで手放したか)」の数字を当てはめるだけで、すべての利回り計算が完成するのです!
「直接利回り」だけは仲間外れと覚えよう
先ほどお話しした4つのうち、「直接利回り」だけは考え方が少し異なります。
直接利回りは、債券を売ったときの売買差益を一切考慮せず、「買った値段に対して、毎年いくらの利息がもらえるか」だけをシンプルに計算します。
そのため、計算式は「表面利率 ÷ 購入価格 × 100」となります。
試験問題で「直接利回り」と聞かれたら、売買差益の計算は不要だとすぐに判断できるようにしておいてくださいね。
計算問題に挑戦!債券の利回りのマルバツ問題

それでは、ここまで解説した「利回りの考え方」を使って、実際の試験で出題されやすいパターンの問題に挑戦してみましょう。
頭の中で「1年あたりのもうけ」を組み立てながら解いてみてください。
債券の利回り計算・確認クイズ
表面利率2%、発行価格99円、償還期間5年の固定利付債券を新規発行時に購入し、満期償還まで保有した場合の応募者利回りは2.22%(小数点以下第3位を四捨五入)となる。〇か✕か。
・第2問
表面利率1.5%の固定利付債券を額面100円当たり102円で購入した場合、この債券の直接利回りは約1.47%となる。〇か✕か。
・第3問
表面利率3%の固定利付債券を額面100円当たり101円で購入し、2年後に額面100円当たり103円で売却した場合、この債券の所有期間利回りは2.00%となる。〇か✕か。
正解と詳しい解説
いかがでしたか?計算機を手元に置いて、一つひとつ順を追って計算していきましょう!
【第1問の解答】 〇
応募者利回りの計算です。
1年分の利息(インカムゲイン)は「2円(表面利率)」です。
買った値段は「99円」、満期で手放す値段(償還価格)は原則として「額面100円」なので、差額は「+1円」です。
これを保有する5年で割るので、1年あたりの売買差益は「1円 ÷ 5年 = 0.2円」となります。
1年あたりの合計のもうけは「2円 + 0.2円 = 2.2円」です。
これを買った値段(99円)で割るので、「2.2 ÷ 99 × 100 = 2.222…%」となり、四捨五入で2.22%となります。よって正しい記述です。
【第2問の解答】 〇
直接利回りの計算です。直接利回りでは売買差益を計算しません。
単純に「1年分の利息(1.5円) ÷ 買った値段(102円) × 100」を計算します。
「1.5 ÷ 102 × 100 = 1.4705…%」となり、約1.47%となります。こちらも正しいですね。
【第3問の解答】 ✕
所有期間利回りの計算です。
1年分の利息は「3円」です。
買った値段は「101円」、手放した値段(売却価格)は「103円」なので、差額は「+2円」です。
これを保有期間の2年で割るので、1年あたりの売買差益は「2円 ÷ 2年 = 1円」となります。
1年あたりの合計のもうけは「3円 + 1円 = 4円」です。
これを買った値段(101円)で割るので、「4 ÷ 101 × 100 = 3.9603…%」となります。2.00%ではないため、誤りです。
試験本番に向けた最終アドバイス!金融資産運用の細かな単元もチェック

債券の利回り計算、少しずつイメージが掴めてきたのではないでしょうか。
金融資産運用の分野は、今回のような計算問題だけでなく、投資商品の仕組みやルールを問う問題も多く出題されます。
特によく受験生が間違える・苦手とする分野だからこそ、しっかり確認しておきたいのが「市場金利と債券価格のシーソー関係」です。
「市場金利が上がると、すでに発行されている債券の価格は下がる(利回りは上がる)」「市場金利が下がると、債券価格は上がる(利回りは下がる)」という原則は、単純暗記で済む分野ですが、いざ試験本番の緊張の中で問われると非常に混乱しがちです。
また、見落としがないか確認したい細かな単元として、「株式の投資指標(PER、PBR、ROEなど)」や「投資信託のコスト(販売手数料、信託報酬、信託財産留保額)」も頻出の重要テーマです。
PERやPBRも、債券の利回りと同じように「何を何で割るのか」という基本概念を押さえることで、試験中にど忘れしにくい強固な知識へと変わっていきます。
試験本番で「見たことがあるけれど思い出せない…」という悔しい思いをしないためには、日々の反復練習が一番の近道です。
毎日のスキマ時間を有効活用して、一つでも多くの知識を定着させていってくださいね!独学での挑戦、心から応援しています!
まとめ:試験に向けた単純暗記はスマホでアウトプット!
試験に向けた単純暗記作業は、スマホのアプリなどでとにかく「アウトプット数」を増やすことで格段に覚えやすくなります!
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