こんにちは!
一問一答.comのPaulです!
FP3級の学習を進める中で、多くの方が最初にぶつかる大きな壁。
それが「ライフプランニングと資金計画」の章に含まれる公的年金制度ではないでしょうか?
「第1号?第3号?どっちがサラリーマンだっけ?」
「受給資格期間の10年って、免除期間も入るの?」
「遺族年金の種類が多すぎて頭がパンクしそう……」
そんな悩みを抱えている受験生の方は非常に多いです。
しかし、公的年金は仕組みさえ理解してしまえば、実は得点源にもしやすい「超重要単元」でもあります。
実生活にも直結する知識なので、ここをマスターすることは合格への近道であるだけでなく、人生の強力な武器にもなります。
今回は、独学で合格を目指す皆さんが迷いやすいポイントを、最新の法改正を踏まえて深掘り解説していきます!
1. 公的年金の仕組みと「被保険者」の分類を完璧に理解する

日本の公的年金制度は、よく「2階建て」の構造に例えられます。
1階部分が日本に住む20歳以上60歳未満の全員が加入する「国民年金(基礎年金)」、2階部分が会社員や公務員が上乗せして加入する「厚生年金」です。
この基礎を理解した上で、最も重要なのが「被保険者の3つの区分」を正確に区別することです。
・第2号被保険者:会社員、公務員(厚生年金保険の適用事業所に勤務する70歳未満の人)
・第3号被保険者:第2号被保険者に扶養されている配偶者(20歳以上60歳未満で、年収130万円未満の人)
ここで注意したいのは、「第3号被保険者」の保険料は、個別に納める必要がないという点です。
第2号被保険者が加入する制度全体で負担しているため、本人の負担はありません。ここが試験で非常によく狙われます。
【チェッククイズ】
【問題】日本国内に住所を有する22歳の大学生(収入なし)は、国民年金の第3号被保険者に該当する。〇か✕か。
正解は…✕です。収入がなくても、扶養されていなければ「第1号被保険者」になります。
【問題】国民年金の第1号被保険者が負担する付加保険料は、月額400円である。〇か✕か。
正解は…〇です。付加年金は「200円×納付月数」が将来の年金額に加算される、非常にお得な制度として覚えておきましょう。
2. 老齢基礎年金の受給要件と「繰上げ・繰下げ」の罠

次に受験生を悩ませるのが、老齢年金をもらうための条件です。
まずは受給資格期間が「10年以上」必要であることを絶対に忘れないでください。
この10年には、実際に保険料を払った期間だけでなく、「保険料免除期間」や、受給額には反映されない「合算対象期間(カラ期間)」も含まれます。
繰上げ受給・繰下げ受給の計算をマスター
原則として65歳から受け取れる年金ですが、希望すれば早めたり遅らせたりできます。
最新の法改正により、繰下げの年齢が拡大されているため、試験でも頻出ポイントです。
・繰下げ受給:1ヶ月遅らせるごとに「0.7%」増額(最大75歳まで)
※法改正のポイント
以前は繰上げの減額率は0.5%でしたが、現在は0.4%になっています(1962年4月2日以降生まれの人)。古い参考書を使っている方は注意してくださいね!
【チェッククイズ】
【問題】老齢基礎年金を繰下げ受給した場合の増額率は、最大で84%となる。〇か✕か。
正解は…〇です。「0.7% × 12ヶ月 × 10年(65歳から75歳まで)」で計算すると84%になりますね。
【問題】老齢基礎年金の受給に必要な受給資格期間は、原則として25年以上である。〇か✕か。
正解は…✕です。2017年の法改正により「10年以上」に短縮されました。過去問を解く際もこの数字には敏感になりましょう。
3. 遺族年金・障害年金の「対象者」を見極めるコツ

最後は、もしもの時に備える「遺族年金」と「障害年金」です。
ここでの最大の混乱ポイントは、「遺族基礎年金」をもらえるのは誰か?という点です。
・遺族厚生年金の対象:配偶者、子、父母、孫、祖父母(優先順位あり)
見ての通り、基礎年金の方は「子」がいないと支給されません。
「子供のいない妻」が遺族基礎年金を受け取れるか?というひっかけ問題は、もはやFP3級の定番中の定番です。
また、障害基礎年金の支給額も暗記必須です。
1級は2級の1.25倍です。これ、意外と逆で覚えてしまう人が多いので注意してくださいね。
【チェッククイズ】
【問題】遺族基礎年金を受給できる「子」とは、原則として18歳到達年度の末日までの間にある未婚の子をいう。〇か✕か。
正解は…〇です。障害がある場合は20歳未満まで延長されますが、原則は18歳の年度末です。
【問題】厚生年金保険の被保険者が死亡した場合、その妻に支給される遺族厚生年金の額は、死亡した者の老齢厚生年金の報酬比例部分の額の4分の3相当額である。〇か✕か。
正解は…〇です。「4分の3」という数字は非常に重要です。一問一答.com(https://ichimonittou.net)のアプリなどを使って、繰り返し復習して脳に定着させましょう!(2026年4月現在、販売はまだしておりません)
まとめ:隙間時間で確実に合格を勝ち取るために
独学での資格勉強は、いかに毎日の「隙間時間」を有効活用できるかが鍵になります。
通勤時間や休憩時間にスマホでサクッと学べる「一問一答アプリ」で、効率よく知識を定着させましょう!
▼ 一問一答.comが作成した各種資格対策アプリの総合案内はこちら
https://ichimonittou.net