【ITパスポート】苦手克服!ストラテジ系の最難関「財務・会計」の財務諸表と利益の仕組みを完全攻略

こんにちは!

一問一答.comのPaulです!

ITパスポートの試験勉強、順調に進んでいますか?

今回は、多くの受験生が「ITの試験なのになぜこんな計算や会計用語を覚えなきゃいけないの?」と頭を抱えがちな、ストラテジ系の難所「財務・会計」に焦点を当てて深掘りしていきます。

すでに勉強を進めている方の中には、財務諸表の種類や、さまざまな「利益」の計算式で混乱している方も多いのではないでしょうか。

企業活動においてITと経営は切っても切り離せない関係にあり、コストや利益を正しく理解することは、ITエンジニアやプロジェクトマネージャーにとっても非常に重要です。

この記事でスッキリと整理して、計算問題や用語問題を確実に得点源にしていきましょう!

 

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ITパスポートの難所「財務・会計」!財務諸表と利益の構造をマスターしよう

 

まずは、企業活動の成績表とも言える「財務諸表」の全体像から整理していきましょう。

ITパスポートでは、主に以下の3つの財務諸表の違いが頻出です。必ずそれぞれの役割を明確に区別できるようにしておいてください。

・貸借対照表(B/S):ある「一定時点」の企業の財政状態(資産・負債・純資産)を表す
・損益計算書(P/L):ある「一定期間」の企業の経営成績(収益・費用・利益)を表す
・キャッシュフロー計算書(C/F):ある「一定期間」の実際の現金の流れを表す

ここで特に注意すべきは、「一定時点」か「一定期間」かというキーワードです。

貸借対照表は「決算日時点」の企業の持ち物や借金を示すスナップショットであり、損益計算書やキャッシュフロー計算書は「1年間(事業年度)」の活動を記録したビデオ録画のようなものだとイメージすると覚えやすいですよ。

Paul先生
「貸借対照表」の資産=負債+純資産というバランスの原則も、ITパスポートでよく問われる重要なポイントです!

絶対に覚えるべき!損益計算書の「5つの利益」

そして、受験生を最も苦しめるのが損益計算書における「5つの利益」の計算です。

売上高からさまざまな費用を差し引いていく過程で、以下の順番で利益が計算されます。

1. 売上総利益(粗利)= 売上高 - 売上原価
2. 営業利益 = 売上総利益 - 販売費及び一般管理費(販管費)
3. 経常利益 = 営業利益 + 営業外収益 - 営業外費用
4. 税引前当期純利益 = 経常利益 + 特別利益 - 特別損失
5. 当期純利益 = 税引前当期純利益 - 法人税等

この順番と、引くべき費用(または足すべき収益)の組み合わせは、暗記必須です。

特に営業利益は「本業で稼いだ利益」、経常利益は「本業以外の活動も含めた平常時の利益」という本質的な意味を理解しておくと、問題文を読んだときに迷わなくなります。

企業の安全性を測る「財務指標」も要チェック

財務諸表の数字を使って、企業の健康状態を診断する「財務指標」も、頻出のテーマです。

たとえば、企業の短期的な支払い能力を示す「流動比率(流動資産÷流動負債)」や、中長期的な安全性を示す「自己資本比率(自己資本÷総資本)」などがあります。

自己資本比率が高い企業は、借入金などの負債に依存しておらず、倒産しにくい安全な企業であると評価されます。これらの指標の意味と、計算式をセットで押さえておきましょう。

損益分岐点と減価償却の考え方&マルバツ問題で実力チェック

 

財務・会計分野でもう一つ重要なのが、「損益分岐点」と「減価償却」です。

損益分岐点売上高とは、売上高と総費用が等しくなり、利益がゼロ(プラスマイナスゼロ)になる売上高のことです。ここを超えれば黒字、下回れば赤字となります。

この計算を行うためには、費用を「固定費」と「変動費」に分ける必要があります。

変動費と固定費の違いを具体例でイメージしよう

 

固定費とは、売上の増減に関わらず一定で発生する費用のことです。店舗の家賃、正社員の基本給、保険料などがこれに該当します。

一方、変動費とは、売上に比例して増減する費用のことです。商品の仕入原価、原材料費、アルバイトの時給(シフトによる)などが当てはまります。

また、減価償却とは、パソコンやサーバーなどの長期間使用する固定資産の購入費用を、購入した年に全額計上するのではなく、使用する期間(耐用年数)にわたって少しずつ費用として分割計上するルールのことです。

毎年同じ額を計上する「定額法」と、未償却残高に一定率を掛けて計算する(初年度の負担が大きく徐々に減る)「定率法」の違いをしっかり押さえておきましょう。

それでは、ここまでの内容が定着しているか、マルバツ問題で実力チェックをしてみましょう!

【問題1】
貸借対照表は、企業のある一定期間における収益と費用を対比させ、その期間の経営成績を示す財務諸表である。〇か✕か。

正解は…です!

一定期間の経営成績(収益と費用)を示すのは「損益計算書」です。貸借対照表は、ある「一定時点」の財政状態(資産・負債・純資産)を示します。

【問題2】
営業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いて計算され、企業の本業における利益を表す。〇か✕か。

正解は…です!

まさにその通りです。売上高から売上原価を引いた「売上総利益」から、さらに店舗の家賃や従業員の給料などの「販売費及び一般管理費(販管費)」を引いたものが営業利益となります。

【問題3】
損益分岐点とは、売上高と固定費が等しくなる点であり、これを超える売上を達成すれば利益が出る。〇か✕か。

正解は…です!

損益分岐点とは、売上高と「総費用(固定費+変動費)」が等しくなる点のことです。固定費だけではなく、変動費も含めた総費用を回収できた時点で、初めて利益がゼロになります。

試験本番を見据えた最終アドバイス!苦手分野の放置は厳禁

 

ここまで財務・会計の重要なポイントを見てきましたが、いかがでしたか?

ITパスポート試験は、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野から幅広く出題されますが、合格基準には「総合評価点」だけでなく「分野別の評価点」にも足切りラインが設定されています

つまり、「計算問題が苦手だから財務・会計やストラテジ系はすべて捨てて、得意なテクノロジ系で満点を狙う」というような偏った学習戦略は非常に危険です。

Paul先生
財務・会計は、よく受験生が間違える・苦手とする分野だからこそ、基本用語の定義や公式をしっかり確認しておくことで、周囲と大きく差をつけることができますよ!

また、財務・会計分野は計算問題が出題されることもありますが、複雑な数学的知識が必要なわけではありません。

問われているのは「利益の構造を理解しているか」「固定費と変動費の概念をわかっているか」といったビジネスの基本的な仕組みの部分です。公式をただ記号として丸暗記するのではなく、意味を理解しながら覚えることを心がけてください。

単純暗記で済む分野の確認はできているか?

さらに、試験本番を見据えて、単純暗記で済む分野の確認はできているか?という点も今一度見直してみましょう。

知的財産権(著作権や特許権など)に関する法律、個人情報保護法などの法務知識、あるいはコーポレートガバナンスなどの経営戦略用語は、知っていれば一瞬で解ける問題(ボーナス問題)です。

見落としがないか確認したい細かな単元も含めて、隙間時間を活用して知識の穴を徹底的に塞いでいくことが、確実な合格への最短ルートになります。

CBT方式の試験画面と時間配分に注意

最後に、ITパスポートはパソコンを使って受験するCBT(Computer Based Testing)方式で行われます。

試験時間は120分で100問を解く必要があるため、1問あたりにかけられる時間は約1分強しかありません。計算問題で悩みすぎてしまうと、後半の簡単な知識問題に割く時間がなくなってしまいます。

「計算に時間がかかりそう」と感じた問題は、画面の「後で見直す」チェック機能などを活用して一旦飛ばし、確実に解ける単純暗記の問題から優先して解答するテクニックも身につけておきましょう。

毎日の少しずつの積み重ねが、本番での大きな自信に繋がります。最後まで諦めずに、一つひとつの知識を確実に自分のものにしていきましょう!

まとめ:試験に向けた単純暗記はスマホでアウトプット!

試験に向けた単純暗記作業は、スマホのアプリなどでとにかく「アウトプット数」を増やすことで格段に覚えやすくなります!

テキストや過去問のしっかりとした学習に加えて、隙間時間にサクッと学べる「一問一答アプリ」で、確実な得点源に仕上げましょう。

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