こんにちは!
一問一答.comのPaulです!
インテリアコーディネーターの勉強を頑張っている皆さん、毎日の学習お疲れ様です!
今回は、試験範囲の中でも理系っぽくて苦手意識を持ちやすい「室内環境(熱・湿気・換気)」の分野を深掘りしていきます。
絶対湿度や相対湿度の違い、熱貫流率などの専門用語がズラリと並び、「何度読んでも頭に入ってこない…」と悩む受験生は本当に多いです。
でも大丈夫です!
メカニズムの要点さえ掴んでしまえば、単純な丸暗記ではなく「理解」で解けるようになるため、この章は確実にあなたの得点源になります。
この記事を読んでモヤモヤをスッキリ解決し、自信を持って問題に挑めるようになりましょう!
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インテリアコーディネーター試験における「熱と湿気」の攻略法

インテリアコーディネーター試験の「環境工学」分野のなかでも、熱と湿気などの単元は多くの受験生がつまずきやすいポイントです。
しかし、お客様に快適な住空間を提案するインテリアコーディネーターにとって、結露対策や断熱性能の知識は欠かせません。
まずは、よく混同されがちな専門用語の意味を、スッキリと整理していきましょう。
相対湿度と絶対湿度の違いをマスターする
湿度には大きく分けて2つの考え方があります。ここを理解するだけで、結露のメカニズムが一気に分かりやすくなります。
・絶対湿度:空気1kg中に含まれる「水蒸気そのものの量(g)」のこと。温度が変わっても、水蒸気を足し引きしない限り変化しません。
・相対湿度:その温度の空気が含むことのできる限界の水蒸気量(飽和水蒸気量)に対して、現在どれくらいの割合の水蒸気が含まれているかを示す「パーセンテージ(%)」のこと。天気予報で使われる湿度はこれです。
空気は、温度が高いほど多くの水蒸気を含むことができ、温度が低いほど少ししか水蒸気を含めないという性質を持っています。
つまり、水蒸気の量(絶対湿度)が同じでも、部屋の空気が冷やされると、限界値が小さくなるため相対湿度は上がっていくのです。
露点温度と結露のメカニズム
空気がどんどん冷やされ、相対湿度が100%に達したときの温度を「露点温度(ろてんおんど)」と呼びます。
この露点温度を下回ると、空気に溶け込めなくなった水蒸気が水滴となって現れます。これが結露の正体です。
冬場に窓ガラスに水滴がつくのは、室内の暖かい空気が冷たい窓ガラスに触れて急激に冷やされ、その空気の温度が露点温度を下回ってしまうからです。
熱伝導率と熱貫流率(U値)の違い
熱の伝わり方に関する用語も、しっかり区別しておく必要があります。
・熱伝導率(λ:ラムダ):材料「そのもの」の熱の伝わりやすさ。数値が大きいほど熱をよく伝えます(金属など)。断熱材はこの数値が小さいものが優秀です。
・熱貫流率(U値):壁や窓など、複数の部材を組み合わせた「部位全体」での熱の通り抜けやすさ。この数値が小さいほど、断熱性能が高いことを意味します。
材料単体のお話なのか、壁全体のお話なのかで使い分けるようにしてくださいね。
「換気計画」の重要ポイントとマルバツ問題で腕試し!

室内環境を保つためにもう一つ重要なのが「換気」です。
近年の住宅は気密性が高いため、建材などから発生する化学物質(ホルムアルデヒド等)が室内に滞留し、住む人の健康を害する「シックハウス症候群」が問題となりました。
そのため、現在の建築基準法では、居室に対して「24時間換気システム」の設置が義務付けられています。
機械換気の種類(第1種〜第3種)
換気設備には給気(外の空気を取り入れる)と排気(中の空気を外に出す)があり、どちらに機械(ファン)を使うかで3種類に分けられます。
・第1種換気:給気も排気も「機械」で行う。確実な換気ができ、熱交換器を取り入れることで省エネにもなる。
・第2種換気:給気は「機械」、排気は「自然」に行う。室内の気圧が外より高くなる(正圧)ため、外からのホコリや菌の侵入を防ぎたいクリーンルームや手術室などに適している。
・第3種換気:給気は「自然」、排気は「機械」で行う。室内の気圧が外より低くなる(負圧)ため、室内のにおいや湿気を他の部屋に漏らしたくないトイレや浴室、また一般的な住宅の24時間換気として広く普及している。
この換気の種類と特徴の組み合わせは、試験で狙われやすい大定番の知識です!
室内環境(熱・湿気・換気)のマルバツ問題
それでは、ここまで学んだ知識をアウトプットしてみましょう!試験本番を意識してチャレンジしてください。
問題1
空気中に含まれる水蒸気量が同じ場合、室内の空気の温度が下がると、相対湿度は低くなる。〇か✕か。
問題2
熱貫流率は、壁や窓などの部位を通して熱がどれだけ通過しやすいかを表す指標であり、この値が大きいほど断熱性能が高い。〇か✕か。
問題3
第3種換気は、機械で給気を行い、自然に排気する方式であり、一般的な住宅の居室に多く用いられる。〇か✕か。
マルバツ問題の解答と解説
問題1の解答:✕
温度が下がると、空気が含むことのできる限界の水蒸気量(飽和水蒸気量)が小さくなります。そのため、水蒸気量が同じままであれば、相対湿度は高くなります。これが100%に達すると結露が発生します。
問題2の解答:✕
熱貫流率は、熱の「通過しやすさ」を表す数値です。したがって、この値が小さいほど熱を通しにくく、断熱性能が高いということになります。
問題3の解答:✕
説明が逆になっています。機械で給気し自然に排気するのは「第2種換気」です。一般的な住宅で多く用いられる第3種換気は、自然に給気を行い、機械で排気する方式です。
試験本番を想定!環境工学分野での見落としや失点を防ぐ最終アドバイス

室内環境や環境工学の分野は、理屈を理解してしまえばスムーズに解ける問題が多い反面、ちょっとした「ひっかけ」で失点しやすい要注意な単元でもあります。
試験本番に向けて、とくに気をつけたいポイントを最終確認しておきましょう。
よく受験生が間違える・苦手とする分野だからこそ丁寧に
今回の「熱・湿気・換気」以外にも、環境工学には「音響(遮音・吸音)」や「採光・照明」といった単元があります。
これらの分野で共通しているのは、「単位」や「似たような言葉の定義」を正確に暗記できているかが鍵になるということです。
例えば、音響の分野における「透過損失」や「残響時間」など、数値が大きいほうが良いのか、小さいほうが良いのかを混同してしまうケースが非常に多いです。
熱貫流率と同様に、「その言葉が何を表しているのか」を自分の言葉で説明できるレベルまで落とし込んでおくことが、失点を防ぐ最大の防御策になります。
単純暗記で済む分野の確認はできているか?
理解が必要なメカニズムの問題がある一方で、換気回数の基準(0.5回/hなど)や、建築基準法で定められている採光に有効な面積の割合など、単純な数字の暗記だけで得点できる問題も確実に出題されます。
「理解」に時間をかけすぎて、直前に「暗記」の時間を取れなかった…ということがないよう、見落としがないか細かな単元まで広く目を通すことを忘れないでください。
とくに、一問一答などのツールを活用して、テンポよく何度も繰り返すことが知識の定着への最短ルートです。
焦らず、毎日少しずつでも良いので、着実に知識の穴を埋めていきましょう。皆さんの努力は必ず結果に結びつきます!
まとめ:試験に向けた単純暗記はアウトプットが命!
試験に向けた単純暗記作業は、とにかくアウトプット数を増やすことで一気に覚えやすくなります。
インテリアコーディネーターの試験対策は、専門スクールでの体系的な学習が圧倒的な近道です。
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