こんにちは!
一問一答.comのPaulです!
食生活アドバイザー2級の勉強、順調に進んでいますか?
すでに学習を進めている方の中には、「テキストを読んでも、似たような専門用語が多くて頭に入らない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、食生活アドバイザー2級の試験範囲の中でも、受験生が混同しやすい「食品学」における食品の保存技術について深掘りしていきます!
特に「CA貯蔵」と「MA包装」の違いや、「チルド」「パーシャル」といった温度帯の正確な数値は、本番の試験で頻出のひっかけポイントです。
この記事を読んで、確実に得点源にしていきましょう!
試験で狙われる!食品の保存技術と特殊な包装方法

食品を安全かつ美味しく長持ちさせるための保存技術は、食生活アドバイザーとして必ず押さえておきたい必須知識です。
まずは、よく似たアルファベットで受験生を悩ませる「CA貯蔵」と「MA包装」から整理しましょう。
CA貯蔵(Controlled Atmosphere貯蔵)とは?
CA貯蔵とは、主にりんごなどの青果物の鮮度を長期間保つために用いられる、大規模な貯蔵庫での保存方法です。
青果物は収穫後も呼吸をしており、酸素を吸って二酸化炭素を排出することで熟成(老化)が進みます。
そこで、貯蔵庫内の酸素濃度を低くし、二酸化炭素濃度を高くすることで、青果物の呼吸を抑制し、冬眠状態にさせるのがCA貯蔵の仕組みです。
MA包装(Modified Atmosphere包装)とは?
一方で、MA包装は「包装」という名前の通り、個別のパッケージ内で気体を調整する技術です。
食品をプラスチックフィルムなどで包装する際、内部の空気を窒素や二酸化炭素に置き換えたり、食品自身の呼吸によってパッケージ内のガス組成を変化させたりします。
身近な例としては、コンビニのカット野菜や、かつおぶしのパック、コーヒー豆などが挙げられます。
CA貯蔵のような大規模な機械装置を必要とせず、流通段階や消費者の手元に届くまで鮮度を維持できるのが大きなメリットです。
・CA貯蔵:大規模な貯蔵庫でガス濃度を機械的にコントロールする(主にりんご等の青果物)
・MA包装:個別のパッケージ内でガスを置換・調整する(カット野菜、スナック菓子等)
保存の基本原理「水分活性」と「浸透圧」
少しマニアックですが、食品を保存する原理として「水分活性」という言葉も押さえておきましょう。
微生物が増殖するためには水分が必要ですが、食品中のすべての水を利用できるわけではありません。
食品中の水分のうち、微生物が利用できる自由な水を「自由水」、タンパク質などと結合して利用できない水を「結合水」と呼びます。
そして、食品中の自由水の割合を示す指標が「水分活性(Aw)」です。水分活性が低いほど、微生物は繁殖しにくくなります。
古くから行われている「塩蔵(塩漬け)」や「糖蔵(砂糖漬け)」は、この原理を応用したものです。
食品に大量の塩や砂糖を加えることで浸透圧が高まり、食品内の水分が外に引き出されます。
その結果、自由水が減少し、水分活性が低下するため、ジャムや漬物は長持ちするのです!
混同注意!食品の温度帯(チルド・パーシャル・氷温)
次に、試験でよく問われる「特定の温度帯」に関する定義です。
冷蔵や冷凍だけでなく、食品の特性に合わせた絶妙な温度管理が求められます。
以下の3つの温度帯は、単純暗記の必須項目です。数値をしっかり区別して覚えましょう!
・チルド:0℃〜5℃(食品が凍結する直前の温度帯。納豆、練り物、乳製品など)
・氷温:0℃以下から食品が凍り始める温度(氷結点)までの未凍結の温度帯(氷温熟成肉など)
・パーシャル(パーシャルフリージング):-3℃付近(微凍結状態。肉や魚の鮮度保持に最適)
特にパーシャルは、完全に凍らせない「微凍結」である点が重要です。
解凍の手間が省け、細胞の破壊も防げるため、食品のドリップ(うまみ成分の流出)を抑えることができます。
解説の続きと食品保存に関するマルバツ問題

ここまで、特殊な保存技術と温度帯について解説してきました。
試験では、これらの知識が「正しいもの(あるいは誤っているもの)を選べ」といった選択肢の中で問われます。
また、保存技術の発展により、レトルト食品やフリーズドライ食品なども広く普及しています。
例えばレトルト食品は、食品を気密性のある袋に詰めて密封した後、120℃で4分間以上の加圧加熱殺菌を行うことが食品衛生法で定められています。
こうした具体的な数値や定義が、試験では正誤を分けるカギとなります。
それでは、ここまでの知識が定着しているか、マルバツ問題で確認してみましょう!
理解度チェック!マルバツ問題に挑戦
以下の問題文を読み、正しい場合は「〇」、誤っている場合は「✕」で答えてください。
問題1:CA貯蔵とは、貯蔵庫内の酸素濃度を高くし、二酸化炭素濃度を低くすることで、青果物の呼吸を促進させる保存方法である。〇か✕か。
問題2:塩蔵や糖蔵は、食品の浸透圧を高めることで自由水を減らし、水分活性を低下させて微生物の増殖を抑える保存方法である。〇か✕か。
問題3:パーシャルフリージング(パーシャル)は、-18℃以下の温度帯で食品を完全に凍結させ、長期保存を可能にする技術である。〇か✕か。
問題4:レトルト食品は、容器に密封した後、加圧加熱殺菌装置を用いて一般的に120℃で4分間以上の殺菌が行われる。〇か✕か。
解答と解説
いかがでしたか?
それぞれの解答と、間違えやすいポイントの解説を確認していきましょう。
問題1の解答:✕
解説:CA貯蔵は、酸素濃度を「低く」し、二酸化炭素濃度を「高く」することで、青果物の呼吸を「抑制」し、冬眠状態にして鮮度を保つ方法です。酸素を増やして呼吸を促進させてしまうと、熟成が進み傷んでしまいます。
問題2の解答:〇
解説:正しい記述です。水分活性(Aw)が低下すると、微生物が利用できる自由水が減るため、保存性が高まります。
問題3の解答:✕
解説:パーシャルフリージングは「-3℃付近」の微凍結状態を指します。-18℃以下は一般的な「冷凍」の温度帯です。各温度帯の数値の引っ掛けには十分に注意しましょう。
問題4の解答:〇
解説:正しい記述です。レトルト食品の加圧加熱殺菌の条件(120℃・4分間以上)は、ボツリヌス菌などの耐熱性芽胞菌を死滅させるための重要な基準です。
試験本番に向けた最終アドバイス!単純暗記の抜け漏れを防ごう

食生活アドバイザー2級の試験は、出題範囲が幅広く、日常生活に密着したテーマから専門的な化学・法令まで多岐にわたります。
今回深掘りした「食品学(食品の保存技術)」は、知っていれば確実に得点できる「暗記重視」の分野です。
しかし、受験生がよく間違える・苦手とするのは、「定義の入れ替え」や「数値のひっかけ」に気づかず、雰囲気で正解を選んでしまうことです。
例えば、食品の保存に関連する見落としがちな単元として、「食品表示基準における期限表示」があります。
品質の劣化が早い食品(おおむね5日以内)に付けられる「消費期限」と、比較的日持ちのする食品に付けられる「賞味期限」の違いは、誰もが知っているようで、細かい定義を問われると迷ってしまう受験生が少なくありません。
また、食品表示といえば、アレルギー表示の対象品目(特定原材料)の最新動向にも注意が必要です。
最近では「くるみ」が義務表示に追加されたり、「マカダミアナッツ」が推奨表示に追加されたりと、法改正による変化が激しい分野です。
お手元のテキストが古い場合は、こうした最新情報を見落とさないように気をつけましょう。
食中毒の原因菌(感染型と毒素型の分類)や、食品添加物の用途名なども、単純暗記で済む分野だからこそ、試験本番で「あれ、どっちだったっけ?」とド忘れしやすい部分です。
テキストを読んで理解したつもりでも、いざ問題形式になると解けないことは多々あります。
だからこそ、知識のインプットだけでなく、問題を解く「アウトプット」の訓練を徹底することが、合格への一番の近道です。
まとめ:試験に向けた単純暗記はスマホでアウトプット!
試験に向けた単純暗記作業は、スマホのアプリなどでとにかく「アウトプット数」を増やすことで格段に覚えやすくなります!
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